こんにちは、池田です(
Twitterアカウントはこちら)。3〜4月にかけて日本全国の桜を撮影していたため投稿する時間がなく久しぶりの投稿となってしまいました。
以前の記事「
Nikon Dfを購入しました」では
SIGMAのマウント交換サービスを使って
50mm f1.4 DG HSM ArtをSIGMAマウントからNikonマウントへ変更したことを報告しました。その後に幾回試したところ、デジタル一眼レフカメラNikon DfとSIGMA Artレンズの相性が良かったためもう一つ所有していた
35mm f1.4 DG HSM ArtもNikonマウントへと交換しました。
今回の記事ではNikon DfとSIGMA Artレンズで撮影したゴールデンウイーク中の東北や北海道の桜の写真とともに、Artレンズの感想をお伝えします。
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磐梯山と観音寺川 / Nikon Df + SIGMA 35mm DG HSM Art |
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観音寺川 / Nikon Df + SIGMA 35mm DG HSM Art |
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観音寺川の桜 / Nikon Df + SIGMA 35mm DG HSM Art |
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観音寺川の桜 / Nikon Df + SIGMA 35mm DG HSM Art |
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APS-Cとフルサイズでの違い
- [メリット]
- 同じレンズでもAPS-Cのカメラに比べ、フルサイズのカメラではボケが大きくなり、作品の表現が広がる
- つまりフルサイズのNikonDfではボケを狙った写真が撮りやすい
- [デメリット]
- APS-Cだと目立たなかったが、フルサイズのカメラでは開放で周辺の光量落ちが大きい
- 50mmより35mmのレンズのほうが光量落ちが大きく、35mmでは光量低下が目立つ
- 低下した周辺の光量はAdobe Photoshop Lightroom CCでのプロファイルがあるため、RAW現像過程で改善は可能
- 光量落ちをレンズの味と捉えればデメリットではない
- APS-Cだと目立たなかったが、フルサイズのカメラでは歪曲がある
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小岩井農場 / NikonDf + SIGMA 50mm f1.4 DG HSM Art |
同じレンズでのSIGMA SD1 MerrillとNikon Dfでの使用感の違い
- APS-CのSD1 Merrillのほうが歪曲がなく垂直/水平にうつる
- SD1 Merillでは開放付近(f1.4 - f2.2)で盛大なフリンジに悩まされたが、Nikon Dfでは開放のf1.4で撮影してもフリンジがほとんどないため、Nikon Dfでは遠慮無く開放の撮影が楽しめる
- Nikon Dfは1600万画素のフルサイズイメージセンサーなので画素ピッチに余裕があり、ダイナミックレンジが広い。逆光耐性のあるArtレンズと組み合わせると、明暗差の大きい被写体でも階調が残る傾向がある
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稚内のエゾヤマザクラ / NikonDf + SIGMA 50mm f1.4 DG HSM Art |
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稚内のヤマザクラ / NikonDf + SIGMA 50mm f1.4 DG HSM Art |
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稚内のエゾヤマザクラ / NikonDf + SIGMA 50mm f1.4 DG HSM Art |
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稚内市内 / NikonDf + SIGMA 50mm f1.4 DG HSM Art |
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稚内の空から / NikonDf + SIGMA 50mm f1.4 DG HSM Art |
Nikon DfとSIGMA Artラインの撮影はなんでも気持ちよく映るので、気軽にシャッターを押してしまいます。また気づいたことがあれば、このブログで報告していきます。次回の更新をお楽しみに。