この日、撮影に持っていったカメラはSIGMA DP1 MerrillとSD1 Merrill (レンズはSIGMA Macro 70mm F2.8 EX DG、通称カミソリマクロ)の2つ。
ちょっと派手目に現像していますが、この日一番のお気に入りの写真です。
写真の選定時に悩んだのは絞りとシャッタースピードの関係。
絞りを絞るほどイメージセンサーまで届く光が少なくなり必然的に長い露光時間が求められます。長い露光時間であるほど水や雲幻想的な雰囲気がでます。
左が3.2秒の露光(F8)、右が15秒の露光(F16)。 水面の反射に違いが生じています。 |
ただしデジカメの特性上、絞りを絞るほど回折現象というものが発生して高周波成分(コントラストの高い部分が密集している場所とか)がモヤッっとします。
わかりやすく説明すると次のような感じです。絞りが中間ぐらいのF8と、絞りきったF16の写真を比較してみると次の通り。
左がF8、右がF16。F8のほうがビルのガラスの輪郭がカリッと撮れてます。 |
結果的に、少しモヤッとしていてもDP1 Merrillのシャープ感は十分存在すると判断してF16(15秒露光)の写真を選びました。
他の写真も紹介します。
これもお気に入り。DP1 Merrillにて。 |
DP1 Merrillにて。 |
右側に余計な電柱が入ってしまったのでややボツ。DP1 Merrillにて。 |
SD1 Merrillと70mmマクロ。SIGMA Macro 70mm F2.8 EX DGはピントを合わせるのが難しい。。 |